ある症状（病気）があるとします。
それに対して、治療をしていたとします。
その治療をしながら
これをしたらさらによくなるかも
あれもした方がいいかも
とたくさんの治療を重ねていくという話をよく聞きます。
もちろん生活面を見直すということはとても大切なことなので
治療を続けながら、生活面を見直すというのはとてもいいと思います。
しかしある治療を始めたところなのに
他の治療を探している
という話を聞くことがあります。
まずは今行っている治療の経過をみていくことが大切です。
『少しずつお薬を調整していって様子をみていきますね。』
と言われたとします。
少し飲んだところであんまり変わらないなと評価をするのではなく
その人にとって効果の出る量にはまだ到達していないのかもしれません。
なのである程度お薬を減らしたり増やしたりしながら
自分の症状がどう変化をするのかをみていく必要があります。
そんな時に、別の治療を始めてしまっては
その薬が効いたかどうかの評価が出来ません。
なので、治療をどんどん重ねていくのではなく
今の治療がどの程度自分に変化をもたらすのか
ある程度の期間みていく必要があるのではないかと思います。
鍼灸も一緒です。
一回治療をしてみてこんなものかと評価するのではなく
『一回目の治療をしてみて症状がこんなふうに変わりました。』
もしくは
『全く変わりませんでした。』
もしくは
『症状が強くなりました。』
と術者に素直にお伝えください。
そうすれば、前回の治療はこう考えて、こう治療したがあまりよくなっていない。
だとしたら、
『方法を変えてみよう。』や
『前回の治療では刺激量が少なかったので、同じ方法で刺激量を増やしてみよう。』
などと考えることが出来ます。
１回で改善できる症状もありますが
そのような簡単な症状であれば
鍼灸院ではなく別のところに治療に行っていることが多いです。
何をやっても治らなかった症状が鍼灸を１回すれば魔法のようになおる。
なんてことは現実的ではありません。
鍼灸施術には患者様と術者との対話が必要になります。
恋人同士の会話も一緒です。
相手の話をきちんと聞いて理解する。
それが鍼灸にも必要です。
歯やお顔の痛み・しびれのお悩みに尼崎市（塚口）にあるYNSAの紗楽（SARAKU）鍼灸院
最寄り駅は 阪急の塚口駅もしくはＪＲ立花駅
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※女性とお子様専門（ご紹介の場合、男性も可）
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