◆経絡治療
経絡治療とは
すべての病気をその病の強さや寒熱で分類し、
それに四診（望・聞・問・切）を合わせ、証を決定し、
はりとお灸を用いて治癒に導く伝統的な鍼灸治療法です。
四診とは
望（ぼう）
望み見る。来院時の様子を見るともなしに見ること。歩き方、仕草、顔色、皮膚の色など。
聞（ぶん）
声の大きさ、咳やくしゃみをしていないか、体臭など。
問（もん）
これは、患者さんに直接聞きます。今の症状や体質など。
切（せつ）
皮膚を触ったり、脈をみたり、おなかを触ったりして様子をみること。
四診を通して体の状態を知り、治療に結び付けます。
経絡治療の「経絡（けいらく）」とは
目に見えないエネルギーの流れのようなものです。
電車で例えるなら
経絡は線路で、ツボは駅、気の流れは電車の動き、
治療のポイントは線路の上にある障害物であり、電車の動きを妨げているもの。
というイメージでしょうか？
経絡治療とは、この障害物のある場所に刺激を加えて
通常運転できるように流れを促してやる治療方法です。
人間の体には自己治癒力というものが備わっています。
そのため、少しの刺激（はりやお灸による）で自己治癒力を発動させることができます。
治療のながれ
まず、症状をお伺いしながら、脈をみさせていただきます。
それから、舌をみたり、おなかを触らせていただき、
その方の現在の体の状態を総合的に判断させていただきます。
その後、はりやお灸を用いて治療を始めていきます。
はりをしたまま、血（気）の巡りが良くなるまで時間を置きます。
細いはりを用い、あまり深く刺しませんので痛みが少なく、はり治療に慣れてくると眠ってしまわれる方も多いです。
仰向けで治療が終わると、うつ伏せになり、はりとお灸をしていきます。
全身の血流が良くなり、身体が温まりますと治療が終わります。
歯やお顔の痛み・しびれのお悩みに尼崎市にあるYNSAの紗楽（SARAKU）鍼灸院
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