痛み(今回は顎関節痛)と女性ホルモンが
関係しているのではないか?
ということはよく言われています。
顎関節痛には
三叉神経
頚椎神経
迷走神経
が関与しています。
その中でも迷走神経は
自律神経の中の副交感神経です。
副交感神経とは
休息したり
リラックスしたりするときに働く神経です。
女性ホルモンの代表に
エストロゲンと
プロゲステロンがあります。
排卵日まではエストロゲンが高値になります。
そのエストロゲンが高値になると
迷走神経を介した
抑制系(オピオイド抑制など 下行性抑制系)が働きにくくなります。
よって、痛みを強く感じてしまうのです。
この流れで言うと
排卵日までは痛みが強く
それを過ぎると痛みが少しましになるという感じでしょうか。
面白い研究をなさっている先生がいらっしゃるもので
とても勉強になりました。