• TEL: 06-7509-5017
  • 歯やお顔の痛み・しびれのお悩みに尼崎市(塚口)にあるYNSAの 紗楽(SARAKU)鍼灸院

脳梗塞とは

脳梗塞とは脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)の中の一つで

脳の血管がつまり、その先に血液が流れなくなるため

酸素や栄養が送れなくなり、脳細胞が働かなくなってしまうことをいいます。

脳細胞が働かなくなってしまうことにより、いろいろな症状がでます。

   

    

症状

脳梗塞の症状は人それぞれ(どこの脳細胞に影響があったかによる)ですが、代表的なものに

・半身に運動麻痺が起きる

・しびれがある

・言葉がうまく話せない(言葉がでてこない、言われていることが理解できない)失語症

・意識がはっきりしない

・しびれがある

・ものが飲み込みづらい

・目が見えにくい(視野の一部がかける、モノが二重にみえる)

・文字が書けない

・めまいがする

・性格がかわる

・筋肉が緊張しすぎて手足が動かしづらい 痙縮

・手に力が入らなくて動かない 弛緩性麻痺

などです。

   

初めての脳梗塞で早期に治療ができ、

後遺症が残らない場合もあります。

  

脳梗塞をおこし

MRIをとってみると

以前に何ヶ所も脳梗塞をした形跡があるものの、

今回はじめて症状が出たということもあります。

   

当院に来られた患者様の中には

脳出血、脳幹出血、くも膜下出血の方がおられ

斜視、ふらつき、手の震えなどの症状がある方がいらっしゃいました。

  

このことからもわかるように

症状は人それぞれです。

    

    

脳梗塞後遺症に対する当院での鍼施術

当院ではYNSA(ワイ・エヌ・エス・エイ)を積極的に行っています。

YNSAとは『山元式新頭針療法』(やまもとしきしんとうしんりょうほう)の略称で

宮崎県の山元敏勝(やまもと としかつ)医師が発見し

体系づけた、頭にはりをする方法です。

   

中国にも頭針療法がありますが

それとはまったく違い

日本人に合った優しい針の方法です。

  

針を刺す深さはだいたい2~3mm

深いところで5mmまで。

頭皮の下には頭蓋骨があるので

脳にはりが刺さることはありません。

そんなやさしい鍼治療で効果があるのか?と思われる方もいらっしゃいますが

鍼は刺激が強すぎても、弱すぎても効果が現れません。

その人に合った刺激量が必要です。

  

頭部の手術をして、頭の骨を一部切り取っておられる方が

中にはいらっしゃいます。

その場合は必ずおっしゃってください。

その場所を避けてはり施術を行います。

  

宮崎県の山元リハビリテーションクリニックには

脳梗塞の患者様がたくさんいらっしゃいます。

    

しかし、その方々は

一般的な脳梗塞の後遺症のある方には見えません。  

手が上がりにくいとおっしゃるかたも

手は、肩まで上がっていたり

手が開けないとおっしゃる方も

針をしたらやわらかくなり、

手指が開いたり。

   

はじめて診察風景を見学したときはびっくりしました。

   

YNSA(山元式新頭針療法)は魔法ではありません。

身体が麻痺のなかった時のように元通りに戻るということではありません。

ですが、希望を持って施術を続けていくことが可能です。

動かなかった手足がわずかながらでも動き始めることがあるからです。

   

当院ではYNSAと同時にはり通電も行うことがあります。

麻痺により固くなってしまった筋肉にはりを行い

そのはりに電流を流します。

電流を流して筋肉を動かす(揺らす?揺り動かす?)ことで

筋肉が柔らかくなります。

そしてむくみの出た手足の血液の流れを良くします。  

    

   

YNSAの治療のながれ

まずは両手のひらの色をみます。

どちらの血行が悪いかを確認します。

  

次に手の親指と人差し指の間(ツボの名前でいうと合谷)を触り

痛みのあるほうが左右どちらなのかを確認します。

  

麻痺側が痛いのか、健側(麻痺のない側)が痛いのか

とても大切な確認です。

たいていは左半身まひならば

右の合谷に痛みを感じることが多いです。右の脳を損傷しているからです。

ですが、中には同側(左側)に痛みを感じる方もいらっしゃいます。

  

この確認はとても大切で

左右どちら側の頭皮を刺激するのかを決めるために必要です。

  

次に腕を触ったり、おなかを触ったりして

痛みのある場所を確認します。

   

これは、ただただいろんな場所を触っているのではなく

診断するためのポイントのみを丁寧にさわっています。

   

痛みのある場所がわかったら

頭皮にはりを刺していきます。

はりを刺したら、先ほど痛みのあった場所をもう一度触ります。

痛みがなくなっていたらOK

痛みがまだあるようなら、はりを追加します。

ここまでがどなたにも行う『基礎治療』です。

  

『基礎治療』だけで患者さんの気になる症状に

変化があらわれていたら

鍼を刺したまま時間をおきます。(15分~30分)   

   

基礎治療が終わっても、気になる症状がある場合は

追加で施術をしていきます。

手が上がりにくい

しゃべりにくい

足が重いなど

症状に対してはりを頭皮に刺していきます。

はりをして、手や足を動かしてもらったり、しゃべってもらったりして

症状に変化があらわれているかを1つずつ確認します。

    

この症状の変化は

たとえば、

『手が上がりにくい。』だったら

来院時よりも少しでも変化が現れたらOKです。

  

症状をゼロにしようとはりをたくさん刺してしまうと

少し上がり始めていた手が

急に上がらなくなったりします。

   

身体がはりの刺激についていけていないのです。

   

なので、少し変化があればそれでよし。

毎回、少しずつ刺激をしていくことで

少しずつ変化していきます。

過ぎたるはなお及ばざるがごとし  

やりすぎもよくない。ということです。

   

刺激を治療のたびごとに行うことで

良い状態を維持することができるようになります。

   

    

    

歯やお顔の痛み・しびれのお悩みに尼崎市(塚口)にあるYNSAの紗楽(SARAKU)鍼灸院

最寄り駅は 阪急の塚口駅もしくはJR立花駅

兵庫県尼崎市栗山町1丁目21-30-2

TEL 06-7509-5017(完全予約制ですのでお電話にてご予約をお願いいたします)

※女性とお子様専門(ご紹介の場合、男性も可)

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